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スポーツファーマシストについて

ここでは、スポーツファーマシストについてご紹介します。

公認スポーツファーマシスト認定制度とは?

公認スポーツファーマシスト認定制度とは、2009年度より公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)主催、公益社団法人日本薬剤師会協力のもとでスタートした認定プログラムのことを指します。

2009年から2011年までの3年間で、現在4499名の公認スポーツファーマシスト認定薬剤師が誕生しています。

スポーツ界におけるドーピングの現状

スポーツ界におけるドーピングの現状としては、過去にアメリカで行われたメジャーリーグ選手の薬物使用に関する調査報告書「ミッチェル・リポート」が有名です。

ミッチェル・リポートにおいては、名だたるメジャーリーガー89名の実名が過去にステロイドをはじめとする薬物の使用経験があるとされる選手として公表されたことで、世界的に大きな衝撃をもたらしました。

トップアスリートが集うオリンピックにおいても、オフィシャルなドーピング検査を行うと1,000人中20~30名の選手には陽性反応が出るなど、ドーピングはトップアスリートにも深く浸透している問題となっています。

最近では、このようなトップアスリート選手の影響を受けて青少年スポーツにおいてもドーピングが蔓延していることが問題となっています。

ドーピングがもたらす本当の弊害

ドーピングを行うことによる何よりの弊害は、使用により不正に競技記録や競技能力が向上してしまうということ以上に、薬物使用がもたらす副作用にあります。

薬物投与の副作用の危険性について深い理解がないにも関わらず意図的に大量のドーピングを行うことは生命の危険をもたらし、社会的問題へと発展しかねません。

実際に、旧東欧ではドーピングに手を染めてきた選手は非常に命が短いというデータが報告されています。

意図しないドーピングも多い

ドーピングには、競技能力や競技記録の向上を目的として意図的に禁止薬が使用されるケースと、不注意で禁止物質を利用してしまう場合の2つがあります。後者については、ドーピングや薬物に関する正しい知識・情報がプロスポーツ選手をはじめとしてスポーツ愛好家の間でしっかりと行き届いていないことが何よりの問題となっています。

薬物を使用する際には適切な使用方法を守ることが基本中の基本となりますが、それらの知識・情報を持っていないがために、意図せずに不正ドーピングを行ってしまったり、その副作用による弊害を受けてしまったりするスポーツ選手が出てくることは大きな問題です。

薬剤師の役割

しかし、スポーツ愛好家など一般市民が薬物を購入する際は薬局などで購入するケースが多いため、基本的には薬剤師が最初の窓口となります。そのため、ドーピングに該当する禁止薬物や、薬物が持っている副作用などに関する正しい情報提供は、医師ではなく薬剤師が中心的役割を果たす必要があるのです。

これらの背景を踏まえて、薬物に関する専門家である薬剤師が、スポーツ関係者に対して薬物・ドーピングに関する正しい情報提供・アドバイスを実施し、スポーツを通じて国民全体の健康を守るという役目をしっかりと果たしていくことが求められているのです。

公認スポーツファーマシストとは?

公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動としています。

薬剤師の資格を有しており、所定の課程を修めた方が日本アンチ・ドーピング機構より認定されることができます。

公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)によれば、スポーツファーマシストの定義は「ドーピング防止活動に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めた一般の人に対し ドーピング防止に関する適切な情報を提供することを主な活動とする。」とされています。

そして、将来的に公認スポーツファーマシストに期待される役割として、中高年のケアなども含まれています。

昨今では健康推進の一環として日本でも様々なスポーツ推進策が講じられており、高齢者のスポーツ人口もかなり増えてきています。

中高年の方々の中には、様々な病気で薬を常用している方が少なくありませんが、運動をすれば、当然ながら血圧は上がり、脈拍も速くなります。

そのため、その場合の薬の作用・副作用についても十分な知識を持っていなければ、スポーツの推進が健康促進どころか、意図せぬ結果を招いてしまう危険性もあります。

こうした事態を防ぎ、高齢者に安全にスポーツを楽しんでもらうためには、スポーツと薬の関係について熟知している専門家の存在が必要不可欠であり、その意味で一般市民との最初の接点となる薬剤師がその担い手となることが期待されているのです。

公認スポーツファーマシストになるには

公認スポーツファーマシストになるためには、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が主催している認定プログラムを受講する必要があります。

プログラムの受講は、年齢を問わず薬剤師資格の保有者であればどなたでも受けることができます。

詳細につきましては、スポーツファーマシストのホームページを参照下さい。



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