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薬剤師転職YAKUTENトップ > 業種・職種から探す > 調剤薬局で働くメリット・デメリット

調剤薬局薬剤師のメリット・デメリット

ここでは調剤薬局で薬剤師として働いていくうえでのメリット・デメリットについて説明したいと思います。調剤薬局への転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

調剤薬局で働くことのメリット

調剤薬局で働くことの代表的なメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 患者の方々とコミュニケーションをとることができる
  • 処方箋薬についての詳しい知識が身につく
  • 疑義照会、服薬指導など、最前線で患者の方を守る役目
  • 一人一人が薬局の顔となる
  • 希望に合わせた柔軟なワークスタイルが実現しやすい
  • 多忙な薬局でも、休憩時間はしっかりとれることが多い
  • 管理薬剤師になると、年収もさらに上がる

調剤薬局で働く薬剤師は、患者の方と直に接する機会が多いため、患者の方の病状が徐々によくなっていくのを実感することもでき、コミュニケーションをとる中で感謝をされることも多く、その点にやりがいを感じている方はとても多くいます。

また、毎日毎日処方箋に基づいた調剤業務に従事するので、当然ながら処方箋薬についての知識には詳しくなります。

そして、調剤薬局の薬剤師は、最前線で患者に接する「薬の番人」でもあります。医師の処方箋が適切かどうかを判断する処方監査や疑義照会、薬を適切に使用してもらうための服薬指導など、患者を服薬による事故から守るための最後の番人として、とても責任重大な業務を任されていますので、その点もやりがいと一つと言えるでしょう。

規模にもよりますが、調剤薬局の場合、一つの薬局につき薬剤師が3~7名程度在籍しているケースが多く、人数がそこまで多くないため、薬剤師の一人一人が薬局の顔として勤務していくことになります。

少し経験を積んでくると、薬局をプロデュースしていくという観点から業務に取り組むこともできます。

また、働き方の面では、自分自身の都合やワークスタイルに合わせた働き方が実現しやすく、どんなに多忙な調剤薬局でもある程度の限度があり、体を壊すほどの激務にはなりにくいという点もメリットです。

調剤薬局の場合はシフト制が基本で、複数の薬剤師が交代しながら勤務にあたるため、出勤する曜日や時間なども都合に合わせることが可能です。また、調剤薬局で働く薬剤師の一日の処方箋受付・調剤に対応する回数は、過労に伴う調剤ミスの予防などの観点から上限数が決められています。

そのため、どんなに忙しい薬局でもほとんどの場合はしっかりと休憩をとることもでき、無理なく働ける環境が整っているのです。

そのほか、調剤薬局に一人は置かなければいけないと定められている管理薬剤師になると、更に年収がアップするなどのメリットもあります。

調剤薬局で働くことのデメリット

調剤薬局で働くことのデメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 処方箋が特定の診療科に偏っている場合、総合的な知識・スキルアップは難しい
  • 調剤報酬のマイナス改定により、収入減の可能性がある
  • 狭い職場のため、人間関係が悪化すると居心地の悪さを感じやすい
  • 一般的なビジネスマナー・スキルなどは身に付けづらい

総合病院の付近にある調剤薬局の薬剤師の場合は、様々な診療科目に関する処方箋の受付を行いますが、特定診療科目の診療所やクリニックに隣接している調剤薬局の場合、隣接する診療所の課目によって、必然的に処方箋の内容も偏ってきてしまいます。

そのような調剤薬局の場合は、特定の診療科目に関する専門性を高めることはできますが、幅広い処方箋役に対する総合的な知識・スキルを身に付けることは難しいと言えます。

また、昨今では調剤報酬のマイナス改定が続いており、それに伴い収益が悪化している調剤薬局も増えてきているため、現状以上の年収アップが見込めないケースや、年収ダウンをせざるを得ないケースも増えてきています。

そして、調剤薬局出身の薬剤師の方の転職理由として大変よく上がってくるのが、職場の人間関係についてです。

一般企業の場合であれば、所属部署の中で人間関係にこじれたとしても部署移動などができるため、中小企業などではない限り職場の人間関係を一番の理由として転職される方はそこまで多くありません。

しかし調剤薬局の場合は、なにぶん職場の規模自体が小さいため、同僚の薬剤師との相性や上司との相性が合わないと、それが致命的になってしまうケースも多々あります。

毎日顔を合わせながら狭い職場の中で協働していく必要がありますので、一人でも気の合わない同僚や上司がいると、どうしてもストレスが重なってしまうのです。

また、上記に関連することですが、調剤薬局の薬剤師は調剤薬局という狭い世界の中で毎日を過ごすことになりますので、世間一般上のビジネスマナーやビジネススキルが身につかない、という方も多くいます。

研修制度や勉強会開催などが充実している大手の薬局チェーンなどであれば問題ないかもしれませんが、地元の小さな調剤薬局の場合で長年勤務していると、いざ調剤薬局以外の職場へ転職活動をしようとしたとしても、その部分がネックとなってしまう可能性もゼロではありません。

まとめ

以上が、調剤薬局で働くことの代表的なメリット・デメリットでした。しかしながら、当然一口に調剤薬局と言っても、働き方から給与体系、職場の雰囲気に至るまで地域や立地、企業規模などによっても大きく異なるので、一概にここが良い、悪いということはできません。

大事なのは、自分が応募する調剤薬局について、仕事の中身や職場の雰囲気、給与テーブルなど、気になる点はしっかりと事前に情報収集しておき、就業後のミスマッチをできる限りなくすことです。

実際に薬剤師資格保有者のうち、実に半数以上の方は調剤薬局で働いており、それぞれの薬剤師の方々が日々やりがいを持って患者の方々と接しつつ、業務スキルの研鑽に努めています。

薬の番人として最前線で患者の方と接することができ、喜びや感謝の声もダイレクトに聞くことができる調剤薬局の仕事は、世の中にとって必要不可欠なとても大事な仕事です。

ぜひ自分に合った調剤薬局を見つけて、希望の転職を実現してください。



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