独立系・その他の薬剤師転職エージェントとは?
大手総合人材サービス企業が母体となっているわけでもなく、医療・メディカル領域に特化した人材サービス企業でもなく、大手の薬局チェーンが母体となっているわけでもないものの、薬剤師の転職支援サービスを展開している企業も存在しています。
具体的には、下記のようなタイプの企業が、大きなバックボーンがないところから薬剤師の転職支援サービス市場に参入しています。
- 人材領域だけではなく、住宅や車などあらゆる領域でメディア事業を展開している企業
- 転職支援会社出身の経営者が立ち上げた独立系ベンチャー企業
- ウェブマーケティングなど、ウェブ集客やウェブサイト運営に強みを持つインターネット企業
これらの企業は、薬剤師に対する専門性はそこまで高くないものの、持ち前のIT技術やサイト運営スキルを活かして数多くの求人数を自社サイトに掲載し、積極的な集客施策を展開していくことで多くの薬剤師の方々の登録を集めています。
また、保有求人数ではなく、入職後の離職率の低さなどの独自の指標に基づいて大手の薬剤師専門転職エージェントと自社サービスの強みを差別化しているケースなども見られます。
独立系・その他の薬剤師転職エージェントのメリット・デメリット
独立系・その他の薬剤師転職エージェントには、下記のようなメリット・デメリットが存在しています。
独立系・その他の薬剤師転職エージェントのメリット
- 小規模な企業の場合、親身になって相談に乗ってくれる
- 情報収集には適している
独立系ベンチャーの転職エージェントの場合、大手の転職エージェントとは異なりキャリアアドバイザーの数も登録者数も少ないため、一人一人に対して時間をかけて丁寧に、親身になって転職の相談に乗ってくれる傾向が強くなります。
大手の転職エージェントの場合は大量の登録者に対応する形になるため必然的にシステマチックなマッチングに陥りがちですが、中小の転職エージェントの場合は、一人一人とじっくり向き合ってくれるという点は魅力の一つです。
また、IT技術を駆使して薬剤師求人サイトを運営している企業の場合、薬剤師転職エージェント各社が保有している求人の一括検索機能や一括相談機能など、転職活動に向けた情報収集をする上でとても役に立つ機能を備えたサイトを運営しているケースもあります。
独立系・その他の薬剤師転職エージェントのデメリット
- 薬剤師の転職に関する専門性が低い
独立系・その他の薬剤師転職エージェントの場合、薬剤師の転職支援というビジネスを大きなビジネスチャンスと捉えて全く別の分野から参入してきた企業がほとんどなので、薬剤師の転職そのものに関する専門性は高くないケースがほとんどです。
但し、それぞれの企業が大手の薬剤師専門転職エージェントと差別化し、この業界で生き残るために自社サービスに様々な工夫を凝らして努力を重ねているため、魅力的なサービスを提供している企業もいくつか存在しています。
それらの企業のサービスを有効に活用することができれば、転職の成功可能性を高めることができます。
独立系・その他の薬剤師転職エージェントの一覧
独立系・その他の薬剤師転職エージェントの中でも特におすすめできる会社は下記となります。