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学校で働く学校薬剤師の仕事内容

薬剤師の就職・転職先の一つとして学校という選択肢もあります。実は学校でも薬剤師が活躍しているということをご存知でしたでしょうか。

日本の学校は、学校保健法第16条にて、「大学以外の学校には、学校歯科医及び学校薬剤師を置くものとする。」と定められています。

「大学以外の全て」とは、つまり幼稚園・小学校・中学校・高等学校には学校薬剤師を必ず置くことが法律によって定められているのです。

また、学校薬剤師の役割・任務については、学校教育法第12条にて、「学校においては、別に法律で定めるところ(※学校保健法のことを指します)により、学生、生徒、児童及び幼児並びに職員の健康の保持増進を図るため、健康診断を行い、その他その保険に必要な措置を講じなければならない」と定められています。

上記の法律に基づいて、学校薬剤師は具体的に下記のような業務に携わっています。

  • 学校保健安全計画の立案
  • 学校で使用する飲用水やプールの水質検査・消毒
  • 水道・プール・給食室など各種施設・設備の衛生管理・指導
  • 教室内の環境衛生検査(温度・湿度・炭酸ガス濃度・落下細菌など)
  • 教室内の照度・照明環境・換気の検査
  • 理科実験などで使用する医薬品や毒物・劇物などの管理指導・検査
  • 保健室の薬品についての使用上の注意や保管方法についての助言・指導
  • 不要薬品の廃棄・処理に関する指導
  • 生徒に対する喫煙・飲酒・薬物の乱用防止などについての啓発・指導

上記のように、学校薬剤師の業務内容はとても多岐に渡ります。学校で生活する学校職員や生徒・児童の健康を守るために、環境衛生や食品衛生などあらゆる観点から学校の衛生管理に携わっているのです。

学校薬剤師の仕事は、薬剤師としての職能・知識を全ての業務領域において活用することはもちろんですが、学校現場で働くことになるため、人間性や教育に対する理解など、教育者としての適格性なども求められます。

また、学校薬剤師は学校の非常勤職員であり、契約は1年間ごとの更新となっています。

学校薬剤師になるためには?

学校薬剤師自体は、教育委員会などの学校設置者から任命または委託をされれば、原則として薬剤師資格を持っていれば誰でもなれることができるのですが、実際には、まずは市町村の薬剤師会の正会員にならない限り、学校薬剤師になることはできません。

なぜなら、公立学校は市町村の教育委員会などが学校薬剤師の募集から検査までを全て薬剤師会に委任しており、検査器具や検査設備は薬剤師会のものを使用するためです。

そして、市町村の薬剤師会の正会員は、薬局の開設者や管理薬剤師など、薬局の各店舗につき1名までと決まっているため、学校薬剤師への転職を実現するためには、まずは現在の勤務先となる薬局で管理薬剤師や薬局長になっている必要があります。

学校薬剤師が決まる流れとしては、まずは薬剤師会が地元の薬局に対して希望者を募集し、応募した方の中から1年ごとの契約で学校薬剤師が決められる形となります。しかし、学校薬剤師は希望者が多いため、順番待ちとなってしまうケースもあります。

現在薬局に勤務している方が学校薬剤師になろうと考える場合には、上記のようなハードルがあるため、誰もが簡単に学校薬剤師になれるわけではありません。

もちろん学校薬剤師の採用事情は地域によって異なりますので、学校薬剤師になりたいという方は、一度各都道府県の学校薬剤師会や教育委員会に問い合わせてみることをおすすめしますが、どうしても学校薬剤師になりたいという方は、地元の薬剤師会と強いパイプやコネクションを持っている薬局に転職をする、というのも一つの手です。

薬剤師会と強いパイプを持っている薬局といったような非常にセンシティブな情報については、地域の薬局事情に精通している薬剤師専門の転職エージェントでなければ分からないので、まずはその地域の薬局求人を多数保有している大手の薬剤師専門転職エージェントに相談してみると良いでしょう。



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